口腔外科Oral

当院では以下のような、様々な処置を行っています。

  • (1)親知らずの抜歯
  • (2)重症の歯周病に対する歯周外科手術
  • (3)口内炎の治療
  • (4)入れ歯を安定させるための顎捉(歯がなくなった後の歯ぐき)の手術
  • (5)インプラント 
    ※インプラント料金:1本33万円、2本以上5万円割引き

口腔外科とは

「口腔外科」と聞いて、皆様はどのような治療を思い浮かべますか。
一般的にはあまり馴染みがなく、具体的なイメージが湧きにくいかもしれません。口腔外科は、難しい抜歯や口の中の腫瘍・炎症、骨折、顎関節症などを専門に扱う診療科です。

皆様にとって、特に身近な治療の一つが親知らずの抜歯です。親知らずの状態によっては、歯ぐきを切ったり骨を削るなど、血液処置が必要になる場合もあります。

親知らずの抜歯などを検討されている方は、ぜひご相談ください。

口腔外科とは

このような症状が出たときはご相談ください!

歯が痛い
義歯がうまく合わない
歯ぐきが腫れて、血が出る
口内炎が治らない
歯がグラグラする
口が開きづらい
親知らずが生えてきて困っている
舌が痛む、しびれる
抜歯後に出血や痛みが続く
口が渇く
顔が腫れた
味覚が変わった

親知らずの抜歯

親知らずとは、大人になってから奥歯のさらに奥に生えてくる歯です。
大きな神経と血管が近くにあり、歯の状態に応じて慎重な判断が求められるため、口腔外科の知識を持つ医師のみが治療できます。

当院では、院長が治療を担当いたします。
お困りの親知らずをしっかりと検査・診断して、患者様のご意向を伺いながら、抜歯の必要性を丁寧に判断いたしますので、安心してご相談ください。

親知らずを抜いた方が良い場合

物が挟まりやすく、親知らずの手前の歯が虫歯になりやすくなったり、歯並びに影響を及ぼすことがあります。

また、上または下のどちらか一方のみ親知らずが生えている場合、正常に生えていたとしても噛み合う歯がなく、奥歯の後ろの歯肉を噛んで炎症を引き起こすことがあります。

そのため、抜歯を検討した方が良い場合があります。

親知らずを抜かない方が良い場合

痛みや腫れがなく、周囲の歯に影響を与えない場合は、無理に抜かず経過観察を行います。

まっすぐ正常に生えている場合は、将来的にブリッジや入れ歯の支えとして使用できる場合もあります。

しかし、時間の経過と共に歯の状態は変化するため、違和感や痛みを感じた際は早めにご相談いただくことをおすすめします。

歯周外科

歯周外科手術は様々な治療法がありますが、基本的には表面からでは届かないところにある歯石を取るための外科手術です。

インプラント

インプラントとは、失った歯の代わりに人工の歯根を埋め込み、その上に人工歯を被せる手法です。
骨にしっかり定着し、まるで自分の歯のように使えることから、「第二の永久歯」とも呼ばれています。
インプラント手術において重要なのは、X線CTスキャンなどを用いて、顎の骨の状態を正確に診断することです。
なお、インプラントは保険適用外となります。

インプラントのメリット

  • ・周りの健康な歯を削る必要がない
  • ・見た目が優れている
  • ・物を噛み砕く能力が高い(天然歯の約80%)
  • ・違和感が少なく、自分の歯と同じような感覚で物を食べられる
  • ・負担する噛む力に対して、周りの歯の支えを必要としない

インプラントのデメリット

  • ・自由診療(保険適用外)
  • ・骨の量が十分でないケースでは、治療できないことがある
  • ・治療期間が長い
  • ・手術が必要になる
  • ・治療後の定期検診や歯磨きなどができない人には向いていない

リスク・副作用について

  • ・手術直後に腫れが出る場合があります。
  • ・チタンアレルギーが起きる場合があります。
  • ・神経や血管を傷つけてしまう場合があります。
  • ・インプラントと顎の骨がうまく結合しない場合があります。
  • ・インプラント周囲炎になる場合があります。